「学校のことは熟知している」と、余裕で息子の高校内部入試・親子面接に臨んだママ友Aさん。面接官が長男の元担任だと気づき、いつもの調子で話そうとしたところ……? 筆者の友人から聞いたエピソードです。

先生に馴れ馴れしい先輩ママ友

私の息子は、中高一貫校の中学部に通っています。

ママ友のAさんには、うちの息子と同じ中学部に通う次男の他に、高等部に通う長男もいます。

Aさんはいつも「あの先生はね……」「お兄ちゃんのときは……」と、学校の内情に詳しい「先輩ママ風」を吹かせるのが常でした。

行事で先生を見かければ、「あら! 先生ー!」と遠くから手を振り、まるで友人のように馴れ馴れしく話しかけるAさん。

その姿を見て、周囲の保護者たちは少し引いていました。

面接官は顔見知り、つい出た慢心

そんなAさんが「一生の不覚」と頭を抱えたのが、次男の高等部への内部入試での出来事です。

この学校では、生徒本人だけでなく保護者同伴の「親子面談」が必須。

Aさんは「学校のことは熟知しているし、先生とも顔見知りだし」と、余裕で息子さんと共に会場へ向かいました。

いざ、面談室のドアを開けると、そこに座っていた面接官の一人は、なんと長男の元担任の先生。

緊張でガチガチになっている息子の横で、Aさんは緊張感などおかまいなしに、いつもの調子で明るく声を上げました。

「なんだ! 先生が面談担当ですかぁ? だったら緊張しなくて済むわ!」