孫のためと言いながら、夫の母から次々届く大きなプレゼント。置き場所に困り、思い切って本音を伝えたところ、返ってきたのは予想外のひと言でした。その言葉をきっかけに、彼女の本当の思いに気づくことになります。友人の悩ましい体験談をお届けします。
耳を疑うセリフに、唖然
勇気を出して「困ります」と伝えても「いいじゃない、子どもがいる家なんて散らかるものよ」のひと言。散らかるかどうかを決める権利は、住んでいる側にあります。それでも義母は聞く気がありません。
「本当に困っていて」と食い下がると、彼女はこう返しました。「だって、私があげたいんだもの。あなたの家の事情まで考えきれないわ」悪びれる様子はありませんでした。
「孫のため」ではなかったと気づいた瞬間
この言葉で、はっきりしました。
これは孫のためではありません。私たちの生活など関係なく、自分の気分を満たしたいだけ。
好意を装いながら、人に負担を押し付ける行動を、私はもう善意とは思えません。
プレゼントは、受け取る人を喜ばせてこそ意味がある。その前提を、義母は最初から無視しているのでした。
このできごと以来、私は贈り物を選ぶとき、必ず一度立ち止まるようになりました。
本当に必要としているか、置き場所に困らないか、気を遣わせないか。
好意は、相手の生活をラクにしてこそ意味がある。
そのような基本を忘れない人でいようと、心に誓いました。
【体験者:40代女性・主婦、回答時期:2026年2月】
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
FTNコラムニスト:大空琉菜
受付職を経て、出産を機に「子どもをそばで見守りながら働ける仕事」を模索しライターに転身。 暮らしや思考の整理に関するKindle書籍を4冊出版し、Amazon新着ランキング累計21部門で1位に輝く実績を持つ。 取材や自身の経験をもとに、読者に「自分にもできそう」と前向きになれる記事を執筆。 得意分野は、片づけ、ライフスタイル、子育て、メンタルケアなど。Xでも情報発信中。