おっとりして、運動が苦手だった我が子。
「無理させたくない」という思いから、運動系の活動とは無縁の人生を歩ませたけど!?
筆者の知り合いのマダムJ子さんが実際に体験したエピソードをご紹介します。

運動が得意じゃなくても

「でもね」
と娘は言葉を続けました。

「今、子供のチームに関わってて、運動が得意じゃない子や体力がない子も、最初は恐る恐るでも、だんだん楽しそうになる姿を見たら、『私も頑張ってみればよかったかも』て思っちゃって」

その言葉が、思った以上に私の心に刺さりました。

娘を思ってしたことだけど、結果的に、娘がチャレンジする機会を奪ってしまったのかもしれない、と思ったのです。

後悔と、これからの娘と孫のために

現在の娘は、
「自分ができなかったことも息子には積極的にやらせてあげたい」
と言い、ミニバスをする息子を一生懸命支えています。

「どうせ無理」と娘のことを決めつけて、スポーツをやらせようとしなかった過去の自分を反省した私。

「でも今、こうやって息子を通してスポーツに関われて、私は本当に楽しい」
そう楽しそうに話す娘の姿にホッとしつつも、申し訳なさが消えない私。

その後、私はミニバスについて一生懸命勉強しました。

そして
「娘と孫が夢中になっているミニバスを応援したい」
と、裏から支える気持ちで色々手伝うようになりました。

過去のことは戻らないし、後悔も消えることはありません。

しかし今、自分が娘と孫にできることを続けることで、ささやかなやり直しをしようと思っています。

【体験者:60代・女性主婦、回答時期:2026年1月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

FTNコラムニスト:Sana.Y
医療機関に勤めるアラフォーワーキングマザー。新卒で化粧品メーカーに入社後、結婚出産を機に退職。現在は転職し子育てと仕事の両立に励む。自分らしい生き方を求め、昔から好きだった書くことを仕事にしたくライターデビュー。化粧品メーカー勤務での経験や、会社でのワーキングマザーとしての立ち位置、ママ友との情報交換を通して美容や教育、女性の生き方を考えた情報を発信している。