保育士であり母親でもある私が犯した失敗。しつけの便利ワード「先生に言いつけるよ!」が、我が子の園生活を壊しかけていたとは……。
母親としての私の失敗
言うことを聞かない我が子に、つい口から出た「先生に言っちゃうからね!」という言葉。効果は抜群、その場でピタリと動きが止まりました。
保育士として働く私が、まさかこの禁句を使ってしまうなんて。
でも、家に帰れば私もただの疲れた母親。
便利な魔法の言葉に頼ってしまったのです。
そして翌朝、子どもは「保育園、行きたくない……」と泣き出しました。
担任の先生から告げられた真実
ある日の送迎時、担任の先生が少し困った表情で声をかけてきました。「最近、○○ちゃん、私たちの顔色をすごく伺うようになって...何かいつもと変わったことなどありました?」
その瞬間、ハッとしました。
子どもの頭の中で「先生=自分の悪事を知って罰を与える怖い人」という図式が出来てしまっていたのです。
保育士としては「私たちを鬼にしないで」と保護者にアドバイスしていたのに、母親としての私が同じ過ちを犯していました。
本来「安心できる基地」であるはずの園を、私自身の言葉で「恐怖の場所」に変えてしまっていたことに気づいたのでした。