妊娠しても相変わらずな夫
しばらくしてAさんの妊娠が発覚。夫婦で喜んでいましたが、家事に対する夫の言動は相変わらずです。
これまでは嫌な気持ちになりながらも、「実際にお金を払うわけではないし」と夫の言葉をスルーできていたAさんでしたが、妊娠中の体調が優れない時期、身重の妻を気遣うどころか報酬を要求してくる夫に、ついに我慢の限界が訪れます。
「家事をしたことに対してお金を要求してくるなんて信じられない!」
子どもが生まれてからの生活も心配になったAさんは、夫に自分の気持ちを気づかせるため、あえて同じ方法でやり返すことにしたのです。
私も同じ気持ちだよ
Aさんは夫と同じように、家事をしたらお金を要求するようにしてみました。
「今日の朝食作りは3千円だね」
「お腹が張るなか洗濯干したから1万円ちょうだい」
これまで夫がしてきたのと同じトーンで言葉をぶつけるAさん。すると夫は次のように言うのでした。
「なんでお前の家事にお金を払わなきゃいけないんだよ」
Aさんは「これまで私も同じ気持ちだったよ。夫婦って助け合うものなのに家事しただけでお金要求されて悲しかった」と夫に伝えました。
夫はハッとした表情を浮かべ、しばらく沈黙しました。自分の発言が冗談のつもりであっても、Aさんをどれほど追い詰めていたかにようやく気づいたようです。
それ以来、夫は家事をしてもお金を要求してくることはなくなったそうです。
【体験者:30代・女性主婦、回答時期:2026年1月】
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
FTNコラムニスト:安藤こげ茶
自身も離婚を経験しており、夫婦トラブルなどのネタは豊富。3児のママとして、子育てに奮闘しながらもネタ探しのためにインタビューをする日々。元銀行員の経験を活かして、金融記事を執筆することも。