共働き家庭にとって、毎日の食事作りは大きな課題ですよね。パートナーからの何気ない気遣いの言葉に救われることもあれば、逆にモヤっとしてしまうこともあるようです。今回は、筆者の友人夫婦のエピソードをご紹介します。
言葉にして伝える大切さ
心の中に募ったモヤモヤを、私はその夜ついに夫にぶつけました。
「『お惣菜でいい』と言うなら、あなたが買ってきて、食卓に出して、片付けまでやってほしい。そこまでして初めて私の負担は軽くなるの」
夫は最初こそ驚いていましたが、しばらく黙ったあと「そうか……そこまで考えたことなかった。ごめん」と真剣な顔でうなずいてくれました。
夫は、『作らなくていいなら楽になる』と思っていたようですが、実際はそうではないことにようやく気づいたのでしょう。
変化がもたらした心の余裕
それ以来、夫の「お惣菜でいいよ」は「僕が買って帰るから、今夜はお惣菜にしよう」に変わりました。
帰宅すると、温かいお味噌汁まで作ってくれている日もあります。
買い出しを夫が担ってくれることで、私は本当の意味で一息つけるようになったのです。
些細な言葉の違いですが、私の心の重荷を大きく減らしてくれた出来事でした。
【体験者:20代・女性会社員、回答時期:2025年12月】
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
FTNコラムニスト:藍沢ゆきの
元OL。出産を機に、育休取得の難しさやワーキングマザーの生き辛さに疑問を持ち、問題提起したいとライターに転身。以来恋愛や人間関係に関するコラムをこれまでに1000本以上執筆するフリーライター。日々フィールドワークやリモートインタビューで女性の人生に関する喜怒哀楽を取材。記事にしている。