今回は、筆者の知人A子さんのエピソードをご紹介します。
カフェで働いているA子さんはある日、お店でカフェラテ作りを担当することになりました。しかし、A子さんが身に着けていた「研修中」というバッジを見たお客さんから、ある指摘を受けてしまい──。
カフェで働いているA子さんはある日、お店でカフェラテ作りを担当することになりました。しかし、A子さんが身に着けていた「研修中」というバッジを見たお客さんから、ある指摘を受けてしまい──。
お客さんからの悲しい言葉
ある時、カフェラテの注文が入ったので作っていると、お客さんが「あのー、研修中の子が作っているみたいですが、料金って安くなりますか?」と店長に確認していました。
当時私はカフェラテは作れるもののコーヒーの知識が十分ではないため、エプロンに「研修中」のバッジを付けていました。それを見て、味の保証ができないと思ったようです。
店長が「私も味をチェックしているから大丈夫ですよ」と伝えても、「でもせっかくお金を払っているなら、上手な人に作って欲しい」と言っているのです。
研修中の店員に不安を感じるお客さんの気持ちも分かるものの、私の作ったカフェラテは嫌ですと目の前で言われてしまい、自信を無くし、悲しい気持ちになりました。
私のカフェラテを見ると
しかし、私のカフェラテを見て、ラテアートを気に入ってくれたようです。そのお客さんは「え、可愛い! 変なことを気にしてしまって、ごめんなさい」と謝ってくれました。
店長のカフェラテはもちろん美味しいですが、私のカフェラテを「可愛い!」「美味しい!」と言ってくれるとやはり嬉しいです。少しずつ、そんなお客さんを増やしていけるよう頑張ろうと思った出来事でした。
【体験者:20代・女性学生、回答時期:2026年1月】
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
FTNコラムニスト:Emma.I
長年人事業務に携わり、働き続ける人々の本音や葛藤に触れてきたライター。
現在は仕事や自身の育児を通じて得た経験を元に、誰かの心に寄り添い、クスッと笑えるエピソードを執筆中。特に、女子中高出身者の視点やグローバル企業出身者の視点からの記事を得意とする。