パートナーからのモラハラは、心を深く傷つけるもの。筆者の友人・S奈も結婚後に豹変した夫のモラハラに頭を悩ませていました。そんなある日、S奈の娘が放った思わぬ一言に、スカッとしたそうです。S奈のエピソードをご紹介しましょう。

案の定、帰宅した夫は「何だ? この飯は! 出来合いで済まそうなんて甘えるな!」と激昂。
すでに食事を終えてリビングでテレビを見ていた娘たちにも「お前らも女だったら飯くらい作れ!」と怒鳴りつけたのです。

すると、いつもは大人しい長女がすっと立ち上がり、思わぬ反撃を見せてくれました。

「ママが具合悪かったんだからしょうがないでしょ」

ドラマ

夫は一瞬怯んだ様子でした。
しかし長女は続けて「このドラマ、パパも見た方がいいよ」と薄笑いし、次女と一緒に部屋へ行ってしまったのです。

娘たちの見ていたドラマは『料理は女の仕事』と決めつけている男性が主役のドラマでした。
結婚を考えていた彼女の反乱を受けて、少しずつ考え方を変えていくストーリー。
いつもは大人しい長女の反抗に夫は何を思ったのか、ご飯を食べながら録画を見ていました。

その後

次の日。
体調が回復し、私が朝食の支度をしていると、夫が珍しく「もう大丈夫なのか」と声をかけてきました。
昨日長女に言われたことが堪えたのかもしれない、でも一時的なものだろうと思っていたのですが、それから夫が料理のことに文句を言うことは激減したのです。

おそらく、長女は夫の態度に限界を感じていたのでしょう。
家族の体調にすら思いやりを持てない父親に対し、娘としての抗議だったのかもしれません。
それぞれ少しずつ抱えるストレスやプレッシャーを、家族として別の方法で解消できるようになれたら良いなと思っています。

【体験者:40代女性・会社員、回答時期:2026年1月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

FTNコラムニスト:RIE.K
国文科を卒業しOLをしていたが、父親の病気をきっかけにトラック運転手に転職。仕事柄、多くの「ちょっと訳あり」な人の人生談に触れる。その後、結婚・出産・離婚。シングルマザーとして子どもを養うために、さまざまな仕事の経験あり。多彩な人生経験から、あらゆる土地、職場で経験したビックリ&おもしろエピソードが多くあり、これまでの友人や知人、さらにその知り合いなどの声を集め、コラムにする専業ライターに至る。