実家が近いママ友を羨ましく思っていた筆者。しかし、何気ない会話から見えてきたのは、外からは分からない家庭の事情とママ友の意外な悩み。比べることで気づいた、自分たち家族の大切な形とは。

羨ましさの裏側にあった現実

ママ友は、孫を可愛がってくれる母親に「もう来ないで」とも言えず、夫と母の間で板挟みになって悩んでいました。

食卓に並ぶのは義母の手料理。
子どもが初めてしゃべった瞬間や、歩いた瞬間を見るのも、気づけば自分より先にお義母さん。

旦那さんにしてみれば、たしかにモヤッとしてしまうかもしれません。
助けがあるからこその気遣いや、距離が近いからこその衝突。羨ましいと思っていた「実家が近い暮らし」にも、当事者にしかわからない葛藤があるのだと知りました。

比べるのをやめたら、見えたもの

実家が遠いわが家には、確かに頼れる人がいません。
その分、夫婦で相談しながら、手探りで家族の形をつくってきました。
完璧ではないけれど、自分たちのペースを乱されることなく、気を遣う相手もいない。

隣の芝は、やっぱり青く見えていただけだったのかもしれません。
そう思えたとき、少し肩の力が抜けました。
これからも、比べすぎず、無理せず、我が家なりのスタイルを大切にしていけばいい。
そんな当たり前のことに、改めて気づいた出来事でした。

【体験者:50代・筆者 回答時期:2026年1月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒヤリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

FTNコラムニスト:大下ユウ
歯科衛生士として長年活躍後、一般事務、そして子育てを経て再び歯科衛生士に復帰。その後、自身の経験を活かし、対人関係の仕事とは真逆の在宅ワークであるWebライターに挑戦。現在は、歯科・医療関係、占い、子育て、料理といった幅広いジャンルで、自身の経験や家族・友人へのヒアリングを通して、読者の心に響く記事を執筆中。