筆者の話です。
披露宴に招けなかった近所の人たちに、ずっと引っかかりを感じていました。
式当日、何気なく外を見た瞬間、思いもよらない光景が目に入ります。

呼べない事情

「今回は、身内とごく親しい人だけで」
そう決めたのは、会場の人数と新郎側との兼ね合いがあったからでした。

島育ちで、近所付き合いがとても濃い環境で育った私にとって「呼べない人がいる結婚式」は、どこか後ろめたさが残る選択。
それでも物理的にどうにもならず、事情を伝えると「写真を見せてもらえたら十分だからね」と、皆あっさり受け止めてくれたのです。

軽い冗談

「もうすぐだね」
道端で会うたび、数人からそう声をかけられました。
なかには「外まで見に行くよ」と笑いながら言う人もいて、その場では「島らしい温かい冗談」として受け取っていました。

祝ってもらえる気持ちはありがたいのですが、同時に、呼べないことへの申し訳なさも胸のどこかに残ったまま。
その小さな引っかかりを抱えたまま、式当日を迎えたのです。