就職活動中、理不尽な面接官に遭遇して悔しい思いをしたことはありませんか? 筆者が出会ったのは、学生時代の頑張りを全否定してくる失礼な面接官。筆者が体験した、自分の価値観を再確認することになった就活エピソードをご紹介します。
「内定」よりも大切なもの。企業側に突きつけた最後通告
その後、トントン拍子で最終面接もパスし、ついに「内定」の連絡をいただきました。
正直なところ、最終面接が終わった後、もし合格だった場合どうするか迷っていました。
しかし、電話を受けた瞬間、私の心は決まったのです。電話口で人事担当者が「ぜひ我が社に来てほしい」と熱心に口説いてくれましたが、私は冷静にこう告げました。
「大変光栄ですが、辞退させていただきます。一次面接で受けた言葉が、どうしても忘れられませんので」電話の向こうで担当者が慌てふためく様子が伝わってきましたが、私はそのまま静かに電話を置きました。
どれだけ条件が良くても、働く人の誇りを軽視するような環境で働く未来は想像できませんでした。
面接は企業による「値踏み」の場ではない! 対等な関係が生む未来
企業は「選ぶ側」であると同時に、応募者から「選ばれる側」でもあります。
そして、不採用になった応募者や辞退した学生は、その瞬間から「将来の顧客」や「取引先」になり得るのです。
その後、私の価値観を尊重してくれる企業と巡り合うことができ、胸を張って内定を蹴ったあの時の判断は間違っていなかったと感じることができました。就職活動は単なる合格・不合格ではなく、互いのリスペクトが成立するかを確認する場であるべきだと確信しています。
【体験者:30代・筆者、回答時期:2026年1月】
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
FTNコラムニスト:日向みなみ
出産を機に、子どもとの時間を最優先できる働き方を模索し、未経験からWebライターの世界へ。ライター歴10年の現在は、オンライン秘書としても活動の幅を広げている。自身の経験を元に、子育てや仕事に奮闘する中で生まれる日々の「あるある」や「モヤモヤ」をテーマに、読者のみなさんと一緒に笑って乗り越えるよう、前向きな気持ちになれるコラムを執筆中。