離婚という決断と、実際に離婚するまでの過程は、心身ともにエネルギーを消耗するものです。そして、たとえ離婚が成立しても、元親族との間に感情的なしこりが残るケースも少なくありません。今回は、筆者の友人の体験談をご紹介します。

娘とキャリアを守るために選んだ「名字」

昨年、私は5年間の結婚生活にピリオドを打ち、離婚しました。
離婚を決めた理由は、元夫の極度のマザコンと、元義母による度を越した干渉でした。

私は離婚後もあえて結婚していた時の名字を使い続ける選択をしました。
中学進学を控えた娘が「名字が変わるのは嫌だ」と強く訴えたこと、そして私自身がフリーランスとして今の名字で築いてきた信用を守りたかったからです。

私にとって今の名字はもはや元夫の家のものではなく、自力で守ってきた大切な「看板」であり、娘にとっても大切なものでした。

元義母の執着に悩まされ

しかし、元義母はその選択が許せなかったようです。
何度も「名字を返せ」と電話をかけてきたり、大量の手紙を送りつけてきたりと、執拗に干渉してきました。

法的に認められた正当な権利だと説明しても「厚かましい!」と罵られる日々。

元夫に相談しても「母さんはああいう人だから」と相変わらずの他人事でした。
嫌がらせに心は削られましたが、それ以上に、変わらない元夫の姿を見て「そうだった、この人がこんなふうだから離婚を決めたんだ」と自分の決断を再確認。

結果的に、娘と2人で生きていく覚悟を、より一層固めることになりました。