皆さんは、初対面の人の行動にギョッと驚いた経験はありますか。本人にとっては何気ない行動であっても、180度印象が変わってしまうこともありますよね。今回は、筆者の友人I子が、初めて家に迎えた息子の彼女との食事の際に起こった、少し胸が温かくなるエピソードをご紹介します。
幼い頃、食事の時間が苦手だったことや、おかずがなく白米にマヨネーズをかけて食べていたことを打ち明けました。「マヨネーズをかけると、安心して食べられるんです。ずっと私を支えてくれた味なので、つい頼ってしまって。すみません、はしたなくて」となんとか場を明るくしようと冗談まじりに語ってくれたE美。
明るい笑顔の裏に隠されていた事実に、I子は胸が締め付けられる思いでした。
それ以来、自宅に遊びにくるE美の行動を「背景」で見るようになりました。
「E美さんの安心する食べ方で、ゆっくり食べてね。でも、もしよかったら、少しずつこの家の味も好きになってもらえたら嬉しいな」「今度は一緒になにか作らない?」そう声をかけると、E美は少し照れながら「はい! たくさん教えてください!」と大きくうなずき、息子の彼女がE美でよかったと再度I子は実感したのでした。
人の行動には、必ず理由がある。驚きの先にある事情を知ったことで、息子の彼女も息子同様に大切にしたい存在となったエピソードでした。
【体験者:50代・女性主婦、回答時期:2025年11月】
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
FTNコラムニスト:Miwa.S
事務員としてのキャリアを積みながら、ライター活動をスタート。持ち前の聞き上手を活かし、職場の同僚や友人などから、嫁姑・ママ友トラブルなどのリアルなエピソードを多数収集し、その声を中心にコラムを執筆。 新たなスキルを身につけ、読者に共感と気づきを届けたいという思いで、日々精力的に情報を発信している。栄養士の資格を活かして、食に関する記事を執筆することも。