中学生にもなると、友人との交流のためにスマホを欲しがるお子さんも多いですよね。しかし、便利なはずのツールが、子どもたちの世界では思わぬトラブルを生むこともあります。今回は、筆者の友人の体験談をご紹介します。

学校との連携

翌朝、「学校の外のことだし、相手にしてもらえないかもしれない」という不安を抱えながらも、私は意を決して担任の先生に相談しました。

先生は真摯に耳を傾け、「最近クラスの雰囲気が気になっていたんです」と言ってくれました。

数日後には、学年全体の「SNS講習会」が開かれ、ネットの暴力や対処法が指導されることに。

さらに学校は「夜21時以降の利用自粛」を保護者にも通知。
これによって、娘は「先生が厳しいから」と、角を立てずに自然な形でグループから距離を置くことができたのでした。

親子だけで抱え込まない

異常な熱を帯びていたトークも、この出来事をきっかけに次第に落ち着いて、娘の表情も徐々に明るさを取り戻していきました。

スマホをめぐる子どもたちの人間関係は、親の想像を絶するスピードで歪んでいくことがあります。

家庭だけで抱え込まず、場合によっては学校と力を合わせて「子どもを守る仕組み」を作っていく大切さを、今回の出来事が教えてくれました。

【体験者:40代・女性主婦、回答時期:2025年12月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

FTNコラムニスト:藍沢ゆきの
元OL。出産を機に、育休取得の難しさやワーキングマザーの生き辛さに疑問を持ち、問題提起したいとライターに転身。以来恋愛や人間関係に関するコラムをこれまでに1000本以上執筆するフリーライター。日々フィールドワークやリモートインタビューで女性の人生に関する喜怒哀楽を取材。記事にしている。