小4息子の突然の行き渋り。理由を聞いても黙り込む息子に、私は焦るばかり。そんな私たちを救ったのは、経験不足だと侮っていた新任の男性教師で……? 友人が体験談を語ってくれました。

面談ではなく校庭へ?

翌日のこと。

「よし、ドッジボールの特訓するか!」と先生は放課後、息子を校庭へ連れ出し、一対一でボールを投げ合う時間を作ってくれたのです。

机を挟んで向き合うのではなく、体を動かしながらのキャッチボール。

そのリラックスした空気の中で、息子はようやく重い口を開いたと言います。

「A君の言葉がキツくて、教室にいるのが怖い」

A君は体が大きく、時に感情が抑えきれなくなる面があり、息子にとっては衝突が絶えない相手でした。

その日のうちに席替え実行!

先生はその日のうちに、クラスの状況を改めて確認した上で席替えを実行し、息子とA君との物理的な距離を作ってくれたのです。同時に、双方の心のケアにも気を配ってくれるようになりました。

しばらくして息子は安心して登校するようになり、表情も明るくなっていきました。

息子は先生が自分の話を親身に聞いてくれ、すぐに対応してくれたことに、強い信頼感を持ったようでした。

「私がなんとかしなきゃ」と一人で抱え込んでいましたが、親以外の第三者だからこそ、子どもの心を開けることもある。

「若いから」と先入観を持っていた自分を反省し、息子にとって頼れる兄貴分のような先生に出会えたことに、心から感謝した出来事でした。

【体験者:30代・女性パート、回答時期:2025年12月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

FTNコラムニスト:Yuki Unagi
フリーペーパーの編集として約10年活躍。出産を機に退職した後、子どもの手が離れたのをきっかけに、在宅webライターとして活動をスタート。自分自身の体験や友人知人へのインタビューを行い、大人の女性向けサイトを中心に、得意とする家族関係のコラムを執筆している。