外食先で、思わず居心地が悪くなるような瞬間に遭遇したことはありませんか? これは筆者の知人Aさんから聞いた話です。楽しい時間になるはずだった家族での外食。しかし、そこで目にした光景は「公共の場での子育て」について考えさせられるものでした。
高齢男性の思いがけない一言
そんな中、家族の後ろに座っていた高齢の男性が、父親に向かって穏やかな口調で声をかけました。
「もういいじゃないですか。子どもなんて汚すのが仕事みたいなものですよ。せっかくの外食なんですから、そんなにカリカリしなくても」
男性の言葉には不思議な説得力があり、周囲の視線が父親に集まりました。父親は一瞬目を伏せましたが、子どもたちに向ける表情が少しだけ柔らかくなったのです。
その後、嬉しそうにお寿司をほおばる子どもたちの様子に、店内の空気もふと和みました。
公共の場でのしつけをどう考えるか
子どものしつけはとても難しく、親御さんの焦りやストレスも理解できます。ただ、飲食店での過度な叱責は、周囲に迷惑をかけてしまうことがあります。
男性の言葉が正解だったのかどうかは分かりません。ただ、その一言によって店内の雰囲気を変えることができたのも事実です。
本来楽しい時間になるはずの外食。私はこの体験を通して、周囲への思いやりや、言葉の使い方の大切さを改めて考えさせられました。
【体験者:30代・女性主婦、回答時期:2025年12月】
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
FTNコラムニスト:花澤ひかる
主婦ライター。ママ友たちからの悩みを聞くうちに、この声を世に届けたいと、ブログなどで活動を開始し、現在はltnライターに転身。主婦目線を大事に、ママ世代へのフィールドワークと取材を行い、そのリアルな思いをコラムにすることをライフワークにする。