これは筆者の知人Aさんの体験談です。Aさんには4歳年下の妹がいます。幼い頃から、両親の優先順位は常に妹が上。喧嘩をすれば「お姉ちゃんなんだから謝りなさい」と言われ、何かにつけてAさんが折れるのが当たり前になっていました。その理不尽は、大人になった今も続いていたのですが……?
Aさんの心はついに限界を迎えました。その夜、彼に全てを打ち明け、実家を出る決断をしたのです。
結婚式も、夫婦二人だけのフォトウェディング。もう家族に対して、無理を続けなくてもいいと考えました。現在は実家とはほぼ絶縁状態ですが、Aさんは後悔していません。
今、そばにいるのは、心から信頼できる夫と愛おしい子どもたち。そして、子育てで何より大切にしているのは「きょうだい差別をしないこと」。あの経験があったからこそ、今の家庭の温かさを誰より大切にできているのです。
【体験者:30代・女性パート、回答時期:2025年11月】
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
Illustrator:大葉みのり
FTNコラムニスト:Yuki.K
飲み歩きが趣味の元キャバ嬢。そのキャリアで培った人間観察力でコラムを執筆中。すっと人の懐に入ることができる天然人たらしが武器。そのせいか、人から重い話を打ち明けられやすい。キャバクラ勤務後は、医療従事者として活躍していたが出産を機に退職。現在はこれまでの経験で得た人間関係を取材に生かし、主に女性の人生の機微を記事にするママライター。