これは筆者の友人Aさんの体験談です。結婚して5年ほどたった頃、お盆やお正月の義実家への帰省が少しずつ重荷になってきました。義実家の家事を手伝う中、最初は「頼られて、家族になれた気がして嬉しい」と感じていたはずが、気づけば動いているのはいつも自分だけだったからです。「嫁だから」「気づいた人がやるものだから」と違和感を我慢していました。しかし、ある帰省の日、それがついに我慢の限界を迎え……。

Aさんの一言で、義実家との関係は大きく変わりました。決して誰かを責めたり、喧嘩をしたからではありません。Aさん自身が感じていることを、勇気を出して言葉にしただけでした。我慢し続けることは、必ずしも“優しさ”や“思いやり”であるとは限りません。自分の気持ちを大切にすることが、家族を大切にすることにもつながると気づいた出来事でした。

【体験者:30代・女性会社員、回答時期:2025年12月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

Illustrator:大葉みのり
FTNコラムニスト:池田みのり
SNS運用代行の職を通じて、常にユーザー目線で物事を考える傍ら、子育て世代に役立つ情報の少なさを痛感。育児と仕事に奮闘するママたちに参考になる情報を発信すべく、自らの経験で得たリアルな悲喜こもごもを伝えたいとライター業をスタート。