A子の一言
「無理して幼稚園に入れない方がよかったんじゃない? 見栄張っちゃって」
そうあざ笑ったA子に、私は傷つきました。
「やっぱり場違いだったかも」
そう思い、転園も頭をよぎります。
落ち込んだまま子どもたちを迎えに行くと、いつも出迎えてくれる先生が「こんばんは」と声をかけてくれました。
「毎日お仕事お疲れ様です。実は私も3歳の子どもがいまして……保育園に預けてここで働いているので、お母様が毎日どれほど頑張っていらっしゃるか、本当によく分かります」
先生はそう言うと、
「一緒に頑張りましょうね!」
と微笑んでくれました。
先生に救われた
その日、なぜ先生はそんな言葉をかけてくれたのでしょう。
もしかしたら、私の不安な顔を察してくれたのかもしれません。
いずれにせよ、私は先生の言葉で救われました。
「他人がどう言おうが、私と子どもたちが納得して選んだ道なんだから、もう気にしない!」
そう決めた私は、この園を選んだ当初の理由をしっかり思い返し、これからも私たちらしいスタイルで預け続ける決意をしたのでした。
【体験者:30代・女性会社員、回答時期:2026年1月】
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
FTNコラムニスト:Junko.A
子育てに奮闘しながら、フリーランスのライターとして活躍中。地方移住や結婚、スナックの仕事、そして3人の子育てと、さまざまな経験を通じて得た知見をライティングに活かしている。文章を書くことがもともと好きで、3人目の子どもを出産後に、ライターの仕事をスタート。自身の体験談や家族、ママ友からのエピソードを元に、姑に関するテーマを得意としている。また、フリーランスを目指す方へ向けた情報ブログを運営中。