今回は、筆者の知人A子さんのエピソードをご紹介します。
A子さんは旦那さんとは友人としての期間が長かったので、産後も楽しく過ごせると思っていました。しかし、旦那さんとは業務連絡だけの関係になってしまい、満たされない気持ちになることも。そんな中、友人の誘いを受けライブに行くことにしたA子さん夫婦。ライブ中に隣を見上げ、旦那さんの優しい表情を見たA子さんは、ある事に気付くのでした──。
A子さんは旦那さんとは友人としての期間が長かったので、産後も楽しく過ごせると思っていました。しかし、旦那さんとは業務連絡だけの関係になってしまい、満たされない気持ちになることも。そんな中、友人の誘いを受けライブに行くことにしたA子さん夫婦。ライブ中に隣を見上げ、旦那さんの優しい表情を見たA子さんは、ある事に気付くのでした──。
ライブに2人で行くことに
ある日、共通の友人が女性アイドルのライブに誘ってくれました。娘を預けてまで行くことなのか迷いましたが、せっかくの機会なので娘を両親に預け、2人で行くことにしました。
ライブ中に隣をふと見上げると、夫が優しい表情でライブを見ていました。
その横顔を見て、「そうだ、この人はこういう表情をする人だった」と私は静かに思いました。友人の頃によく見ていた、私が好きだった表情を思い出したのです。
「私の険しい顔が、夫からこの表情を奪ってしまったのかもしれない」と自分の余裕のなさを反省しました。
その後の変化
その女性アイドルを夫婦で好きになり、今では娘を寝かしつけた後、一緒にDVD鑑賞をするようになりました。
ソファに並んで座るのが久しぶりで少し照れますが、家事育児と直接関係の無い話を楽しみ、友人の頃のように過ごせる時間がすごく嬉しいです。
この一件で、夫婦だけの時間が、夫も娘も大切にしようと思わせてくれる、必要なものだと気付きました。夫への不満も「お互い様だしな」と以前より前向きに割り切れるようになったと思います。
【体験者:30代・女性会社員、回答時期:2025年12月】
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
FTNコラムニスト:Emma.I
長年人事業務に携わり、働き続ける人々の本音や葛藤に触れてきたライター。
現在は仕事や自身の育児を通じて得た経験を元に、誰かの心に寄り添い、クスッと笑えるエピソードを執筆中。特に、女子中高出身者の視点やグローバル企業出身者の視点からの記事を得意とする。