学校の代表である「児童会役員」に自ら立候補して当選した小6の娘。親として誇らしく思っていましたが、ある日娘は「児童会って損してる」とこぼしました。リーダーになった途端にさらされた監視の目と、心無い言葉に悩む娘へ、親として伝えた言葉とは? 友人が体験談を語ってくれました。

向かい風は先頭に立つ証拠?

私は娘にこう伝えました。

「リーダーは『みんなの召使い』じゃないよ。理不尽なことには『嫌だ』って言っていいし、間違えることだってあって当たり前」
「でも、それだけみんながあなたを『リーダー』として意識している証拠でもあるね。先頭に立つ人は、どうしても向かい風を一番に受けちゃうから」

と励ましました。

それを聞いていた夫が「それだけ注目されてるってことかな。ちょっとした有名人扱いだね」と重苦しい空気を変えようと明るく言うと、娘はつられて笑っていました。

リーダーの孤独と理不尽さ。

それを小学生で知った経験は、ただ耐えるためではなく、他人の痛みがわかる優しいリーダーへと彼女を成長させてくれるはずです。これからも娘の「自分らしい挑戦」を、一番近くで見守っていきたいと思っています。

【体験者:40代・女性パート、回答時期:2025年12月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

FTNコラムニスト:Yuki Unagi
フリーペーパーの編集として約10年活躍。出産を機に退職した後、子どもの手が離れたのをきっかけに、在宅webライターとして活動をスタート。自分自身の体験や友人知人へのインタビューを行い、大人の女性向けサイトを中心に、得意とする家族関係のコラムを執筆している。