筆者の目撃したエピソードです。私の知人Pさんは高級住宅街に住み、1800万円の高級車を乗り回す内科医の妻。ブランド品に身を包み、ファーストクラスで海外旅行を楽しむ彼女の生活に、どこか不自然さを感じていました。保険診療中心のクリニックで、なぜそこまでの贅沢ができるのか。その疑問の答えとは……?
衝撃のニュース
そんなある日、何気なくニュースを見ていると、衝撃的な報道が流れました。
「都内の内科クリニック、保険診療の不正請求で摘発」
画面に映ったのは、見覚えのある建物でした。
何と、その建物はPさんの夫のクリニックでした。
ニュースによると、架空の診療計上や過剰な検査を繰り返し、多額の報酬を不正に得ていた疑いがあるというのです。
信頼して通っていた患者さんを裏切るような行為に、私はテレビの前で言葉を失いました。
消えた知人と教訓
その後、Pさんは姿を消しました。
噂によると、クリニックは閉鎖され、豪邸も車も手放したそうです。
Pさん一家は、都心を離れて静かに暮らしていると聞きました。
ママ友の一人から「ねえ、Pさんのこと、どう思う?」と聞かれて、私は答えました。
「正直、驚いたけど、どこかでずっと無理をしてたのかもね」
「そうだよね。身の丈に合った暮らしが、結局は一番安心できるのかも……」
私たちは、静かにため息をつきました。
私は普通の主婦ですが、家族と笑い合える今の暮らしを、これからも大切にしていきたいと思っています。
【体験者:50代・筆者、回答時期:2023年10月】
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
FTNコラムニスト:藍沢佑菜
管理栄養士の資格を持つ、2人の自閉症男子のママ。自身の育児環境の変化をきっかけに、ライター活動をスタート。食と健康を軸に、ライフスタイル全般のコラムを得意とし、実体験に基づいたリアルな記事を執筆中。専門的な情報を「わかりやすく、すぐに日常に取り入れられる形」で伝えることが信条。読者の「知りたい」に寄り添い、暮らしを整えるヒントを発信しつづけている。