筆者の話です。
体調を崩したある日、「頼る」ことに迷いが生まれました。
少し割高でも選んでよかった理由は、そのあと静かに腑に落ちます。

外出できない体調

熱が出て、布団から起き上がるのもつらい朝でした。
体はだるく、頭もぼんやりしていて、外に出る気力も体力もありません。
昔なら、無理をしてでも買い物に行くか、誰かに連絡するしかなかった状況です。
冷蔵庫を開けて中を確認すると、すぐに使える食材はほとんど残っていません。
水やスポーツドリンクも残りわずかで、買い足しが必要な状況。
スーパーの袋を下げて帰る自分の姿を思い浮かべただけで、気持ちが重くなりました。

ひとり暮らしのためらい

友人に頼もうかとスマホを手に取っては、画面を閉じる。
その繰り返しです。
風邪やインフルエンザの可能性を考えると、相手に移してしまわないかも気がかりでした。

「頼みたいけど、迷惑かな」
「そこまでしてもらうほどじゃないかも」

そんな考えが頭の中を行ったり来たりします。
頼りたい気持ちと、遠慮してしまう癖が、頭の中でぶつかっていました。
時間だけが過ぎ、喉の渇きと不安が、じわじわと積み重なっていったのです。