これは筆者の友人Mの息子が幼稚園児の時のエピソードです。ある日、Mは幼稚園に通う息子と一緒に近所のスーパーで買い物をし終えて、レジの列に並んでいました。混雑した時間帯で、突然に高齢の男性が横入りをしてきたのですが、さらに理不尽なトラブルが続きました。しかし、その時の息子の一言が大人たちに気づきをもたらしました。
無邪気・正論・悪意ゼロの一言は、その男性に痛いほど刺さったようで、赤面して逃げるように退店して行ったのでした。また、息子のその一言は周囲を和やかにしたのでした。一方で、一番救われた表情をしていたのはレジの店員さんでした。子どもは大人の振る舞いをよく見ています。日常の小さなマナーこそ、大人が身をもって示したいものです。
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
Illustrator:大葉みのり
FTNコラムニスト:RIE.K
国文学科を卒業し、教員免許を取得後はOLをしていたが、自営業の父親の病気をきっかけにトラック運転手に転職。仕事柄多くの「ちょっと訳あり」な人の人生談に触れる。その後、結婚・出産・離婚。介護士として働く。さらにシングルマザーとして子供を養うために、ファーストフード店・ショットバー・弁当屋・レストラン・塾講師・コールセンターなど、さまざまなパート・アルバイトの経験あり。多彩な人生経験から、あらゆる土地、職場で経験したビックリ&おもしろエピソードが多くあり、これまでの友人や知人、さらにその知り合いなどの声を集め、コラムにする専業ライターに至る。