その時でした。突然、試着室のカーテンの隙間から、何か大きな黒い物体が中へ入っていったのです。直後に響いたのは、「きゃーー!!」という驚き声。あまりの声の大きさに、その場にいた全員がハッとしました。
意外なハプニングで状況が一変
驚いて様子を見ると、試着室の外で遊んでいた男の子が持っていた“カブトムシの動くおもちゃ”が、偶然転がって中へ入ってしまっただけでした。
しかし、試着室にいた方たちは本物だと思い込んだようで、慌ててカーテンを開け、外へ出てきました。
その後、試着室は無事に空き、列はスムーズに進行し始めました。予期せぬハプニングに驚かされましたが、結果的に滞っていた列が解消され、店員さんも少しホッとした表情を浮かべているように見えました。飛び出してきたグループの方たちも、外の行列を見てハッとしたようで、少し申し訳なさそうにその場を後にしていきました。
誰にでも、ついうっかり公共の場であることを忘れてしまう瞬間はあるかもしれません。しかし、今回の出来事を通じて、自分の行動が周囲にどのような影響を与えるか、そして順番を待つ他者への配慮がいかに大切かを改めて実感しました。
【体験者:30代・筆者、回答時期:2025年10月】
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
FTNコラムニスト:Miwa.S
事務員としてのキャリアを積みながら、ライター活動をスタート。持ち前の聞き上手を活かし、職場の同僚や友人などから、嫁姑・ママ友トラブルなどのリアルなエピソードを多数収集し、その声を中心にコラムを執筆。 新たなスキルを身につけ、読者に共感と気づきを届けたいという思いで、日々精力的に情報を発信している。栄養士の資格を活かして、食に関する記事を執筆することも。