仕事も育児も、理想を追い求めるほど心に余裕がなくなってしまうものです。キャリアと家庭の板挟みになり、自分を追い詰めてしまった経験がある方もいるのではないでしょうか。今回は、筆者の友人の体験談をご紹介します。
家族にとっての幸せ
その夜は手作りをやめて、買ってきた惣菜で夕食を済ませることにしました。
スーパーで買った唐揚げを見て、子どもたちは残念がるどころか、「やったー! 唐揚げだ!」と大喜び。
眉間にしわを寄せながら時間をかけて作った煮物より、笑顔で一緒に食べる惣菜のほうが、家族にとっては最高のご馳走だったのです。
全てが完璧ではなくていい。
自分が笑っていられることが、結局は家族の幸せにも繋がるのだと、そのときやっと気づきました。
完璧な母親という役割より、機嫌の良い「私」でいることを選ぶことにしたのです。
60点の自分を許すこと
今振り返ってみて、当時の自分に伝えたいのは、諦めるのではなく「優先順位をつける」大切さです。
スーパーウーマンになろうとせず、60点の自分を許して、認めてあげること。
完璧主義の鎧を脱ぎ捨て、「今日はこれで十分!」と自分を労わってあげること。
適度に肩の力を抜くことで、今は以前より穏やかに子どもと向き合えるようになり、忙しい日々でも幸せに過ごせています。
皆さんも、どうか自分を追い詰めすぎないでくださいね。
【体験者:40代・女性会社員、回答時期:2025年12月】
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
FTNコラムニスト:藍沢ゆきの
元OL。出産を機に、育休取得の難しさやワーキングマザーの生き辛さに疑問を持ち、問題提起したいとライターに転身。以来恋愛や人間関係に関するコラムをこれまでに1000本以上執筆するフリーライター。日々フィールドワークやリモートインタビューで女性の人生に関する喜怒哀楽を取材。記事にしている。