筆者の体験談です。保育園を出たときは穏やかな夕方でしたが、歩くうちに空が曇り、突然の雨に見舞われました。
冷たい風と激しい雨に包まれ、靴が濡れていく感覚や洗濯物のことが頭をよぎり、気持ちまで沈んでいきます。
家までわずかな距離でありながら、その道のりがいつも以上に長く感じられたのですが……。

娘の無邪気な笑顔に思わず笑ってしまい、その瞬間、胸の奥がふっと温かくなりました。
雨の不便さばかりに目を向けていた自分と、同じ出来事の中に楽しさを見つける子どもの視点の違いに気づかされました。
受け取り方ひとつで景色は変わるのだと知り、灰色の空の下でも心は少し晴れていった出来事でした。

【体験者:40代・筆者、回答時期:2025年11月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

Illustrator:乙野
FTNコラムニスト:大空琉菜
受付職を経て、出産を機に「子どもをそばで見守りながら働ける仕事」を模索しライターに転身。 暮らしや思考の整理に関するKindle書籍を4冊出版し、Amazon新着ランキング累計21部門で1位に輝く実績を持つ。 取材や自身の経験をもとに、読者に「自分にもできそう」と前向きになれる記事を執筆。 得意分野は、片づけ、ライフスタイル、子育て、メンタルケアなど。Xでも情報発信中。