園の習い事ブームに影響され、娘を体操教室に通わせた知人。しかし娘が目を輝かせたのは別のものでした。知人から聞いたお話を紹介します。

目を輝かした娘

帰宅した娘に、私は工作本を手渡しました。
すると娘は、今までにないほど目を輝かせ、「作ってみたい!」と大喜び。

さっそく材料をそろえて作り始めました。
わからない所は私に聞きながら、驚くほどの集中力で作り続けた娘。

完成したとき、娘の顔に浮かんだ達成感には目を見張るものがありました。
そこで私はようやく気がついたのです。

「この子が心から楽しいと感じ、自分に自信を持てることをさせてあげればいいんだ」と。

好きなことを

周りに流されて、体操教室に通わせた私。
それよりも、1冊の本を娘は楽しんでいました。

その後、娘の気持ちを丁寧に聞き、「今は工作をもっとやりたい」という意思を確認して、体操教室は辞めることに。
自宅近くに工作を教える教室はないのですが、本を見て工作をしたり、市が開催するクラフトイベントに参加したりして、工作を続けています。

飽きもせず楽しそうに工作を続ける娘。
その表情は、体操教室に行っていたときよりもずっと輝いています。
娘の個性も考えず、周りと同じ習い事をさせたことを今は反省していますが、この経験のおかげで「その子らしさ」を見守る大切さを学ぶことができました。

【体験者:30代・女性主婦、回答時期:2026年1月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

FTNコラムニスト:Junko.A
子育てに奮闘しながら、フリーランスのライターとして活躍中。地方移住や結婚、スナックの仕事、そして3人の子育てと、さまざまな経験を通じて得た知見をライティングに活かしている。文章を書くことがもともと好きで、3人目の子どもを出産後に、ライターの仕事をスタート。自身の体験談や家族、ママ友からのエピソードを元に、姑に関するテーマを得意としている。また、フリーランスを目指す方へ向けた情報ブログを運営中。