これは、筆者である私自身が体験した出来事です。
4歳の息子には、家族ぐるみで仲良くしている1歳年上のお友達がいます。いつも優しくしてもらう中で、ある日、息子が「今度はぼくが喜ばせたい」と口にしました。
その一言をきっかけに、親子で初めて“誰かのために準備する時間”を過ごすことになり、子どもの心の成長を間近で感じる出来事がありました。
4歳の息子には、家族ぐるみで仲良くしている1歳年上のお友達がいます。いつも優しくしてもらう中で、ある日、息子が「今度はぼくが喜ばせたい」と口にしました。
その一言をきっかけに、親子で初めて“誰かのために準備する時間”を過ごすことになり、子どもの心の成長を間近で感じる出来事がありました。
いつも一緒の、大好きなお兄ちゃん
家族ぐるみで仲良くしているAくんとは半年に一度はお泊まりをするほど仲が良く、息子はAくんが遊びに来る日を、毎回指折り数えて楽しみにしています。
Aくんは優しくて、いつも「よかったら使ってね」と、いらなくなったおもちゃやサイズアウトしたお洋服を持ってきてくれます。息子にとっては、大好きなお兄ちゃんが使っていた“宝物”。どんな物でも、目を輝かせて受け取っていました。
「こんどは、ぼくがあげたい」
そんなある日、息子がぽつりとこう言いました。
「いつももらってばっかりだから、こんどはぼくがAくんにプレゼントしたいな」
まだ4歳なのに、そんな気持ちを自然に口にしたことに、私は驚きと嬉しさを感じました。
ちょうど次にAくんが来る日は、Aくんの誕生日直前。
「じゃあ、サプライズでお誕生日パーティーしようか?」
そう提案すると、「うん! びっくりさせたい!」と、息子の目が一気に輝きました。
初めての“誰かのための準備”
それから息子は、まるで自分の誕生日かのように張り切って準備を始めました。
一緒に飾り付けを作り、ケーキも「自分で作りたい!」と、生地を混ぜたりフルーツを乗せたり。
少し不格好でも「Aくん、喜ぶかな?」と何度も聞いてくる姿に、胸がじんわり温かくなりました。