小学校のPTA役員としてクラス代表を務めた筆者。ところが、熱しやすく冷めやすい共同代表のパパさんに振り回される一年となりました。もう二度とやりたくない! ━━そんな役員生活を振り返ります。
予想外に始まったPTA代表
子どもが小学生だったある年、私はPTA役員のクラス代表を引き受けました。
もう一人の代表は、同じクラスの保護者のSさんという方。
ある日、担任の先生を交え、親子参加のレクリエーションについて話し合ったときのことです。
Sさんは開口一番、「普通のレクリエーションはやりたくありません。もっと斬新なことをやりませんか?」と言いだしたのです。
空回りするやる気
「斬新なこと」━━その一言を真に受けた私は、「せっかくやるなら喜んでもらいたい」と、図書館でレクリエーション関連の本を借り、インターネットでアイデアを探しました。
ところが次の打ち合わせのとき、Sさんはあっさりこう言ったのです。
「あー、なんだかめんどくさいですよねー。特にアイデアも思い浮かびませんし、普通でいいんじゃないですか?」
一瞬、耳を疑いました。
最後まで続く温度差
結局、レクリエーションは工作をしてその作品で遊ぶ、という無難な内容に落ち着きました。
当日のSさんは、熱心に子どもたちの写真を撮影していました。
ところが、何日待ってもその写真は配布されません。
催促すると、「僕忙しいから、やっといて」と、データだけ渡されました。
写真整理から配布まで、結局すべて私の役目になりました。
予想外に増えたタスクに戸惑いましたが、「子どもたちの笑顔の記録を届けるため」と割り切って作業を終えました。
また、翌年の役員選出会議でも、Sさんは「そもそもPTAの意義とは……」と、長々と熱弁を振るい、会議は大幅に延長。場の空気は冷え切っていました。