転職が以前より身近になってきた今日この頃。自分のやりたいことや高い給料を求めて、新しい仕事に就きたいと思うのは当たり前のことかもしれません。しかし、子育て真っ最中で、しかも夫は安定が魅力の公務員。こんな状況で夫が急に「転職したい」と言い出したら、あなたはすぐに賛成できますか……!? 筆者の友人A子さんから聞いたエピソードをご紹介します。

夫は国家公務員

A子の夫は、国家公務員として毎日忙しい日々を送っています。付き合っていたころからあまり仕事の弱音をはかないタイプだったのですが、近頃は仕事の愚痴をA子にも言うように……。以前ブラック企業で働いていたことのあるA子は、そのときと比べてしまい、つい「公務員なんだから、まだ恵まれているほうだよ」と夫の辛さを軽く受け流してしまっていました。

40歳で転職したい…!?

そしてついにA子が恐れていた言葉を夫は口にし始めました。その言葉とは「転職したい」。どうやら夫は本気のようです。話を聞いている限り、確かに精神的にも参ってしまいそうな仕事も多く、辞めたくなるのも理解できました。

しかし、A子の頭をよぎったのは、幼い2人の子どものことと、生活の安定です。公務員で福利厚生を含め安定した給料ももらえているのに。「採用される保証もないのに、今の安定を捨てるの?」「なんで今さら?」としか思えなかったA子。「せっかく試験を受けて合格したのに」「お義父さんお義母さんも悲しむよ」「今から転職なんてもったいない」「40歳で新しい環境に飛び込むなんて、リスクが大きすぎるよ」と、生活を守りたい一心から、ついつい否定的な言葉ばかりが口から出てしまいました。