子どもって、大人が予想していなかった発言をいきなりすることがありますよね。改まった場面では、親は「何か変なことを言いませんように」とヒヤヒヤすることも……。今回は筆者の次男が親戚の葬儀の最中に発した言葉に、悲しみに包まれていた親族一同が思わず救われたエピソードをご紹介します。

大好きだったひいおじいちゃんとの別れ

次男が3歳のとき、私の父方の祖父が病気で亡くなりました。息子たちにとってはひいおじいちゃんです。亡くなる前の数年間はほぼ寝たきりで、施設でお世話になっていたこともあり、私たち家族もたまに息子たちを連れて顔を見に行っていました。いつも優しく微笑んでくれた祖父との別れは、家族全員にとって深い悲しみでした。

初めての葬儀参列

幼い息子たちにとっては、この時のひいおじいちゃんの葬儀が生まれて初めて体験する葬儀。そのため、いつもは走り回ったりずっとしゃべっていたりする息子たちも、周りの大人たちのただならぬ雰囲気に終始圧倒されている様子でした。いつもの様子とは打って変わって、特に注意する必要がないほど、落ち着いて過ごせていました。しかし、幼い心なりに、張り詰めた空気を感じ取って緊張していたのかもしれません。