筆者の知人から聞いた話です。『親しき中にも礼儀あり』と言いますが、親・兄弟、夫婦などどんなに関係性が近しくても、礼儀や感謝の気持ちを忘れてはいけません。「この相手なら少々許してもらえる」と高を括り大切なことを怠っていると、いつか痛い目を見るかもしれませんよ。

確信

そんな私ですが、この度結婚することに。

すると、姉から結婚祝いについて話があると言われたのです。
「調べてみたら姉妹だと結婚祝いの相場は5万円みたいなのよ」
その時は、内心「お姉ちゃん、ちゃんと考えてくれてるんだ!」と少し期待したのですが……。
直後、姉から

「でね、いま5万円の鍋がちょうどセールで半額になの! 5万円『相当』の物ってことで、これでいいよね?」と言われたのです。

金額がすべてではないですし、金額だけで判断したいわけではありません。
ただ、これまでどんなにお金をかけてあげても感謝の言葉すらもらえず、今回こんな扱いを受けて姉から大切にされていないような、搾取されているような複雑な気持ちになりました。
私は心の中で「……お姉ちゃん、私、これからは自分の家庭を一番に大切にするね」と宣言しました。

今回の件は悲しい出来事でしたが、これからは新しく作る自分の家庭を一番に大切にし、姉とも「都合のいい妹」ではなく、適切な距離感を持った大人の姉妹関係を築いていこうと決意するきっかけになりました。

【体験者:30代・女性会社員、回答時期:2025年12月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

FTNコラムニスト:Emi.A
夜の世界での接客業を経て、会社員に転身。その経験を生かして、男女の人間関係を中心にコラムを執筆。結婚と出産の際に会社員として苦労した経験を経て、働く母親世代の思いにも寄り添うべく、執筆業専門に転身。現在は、男女関係、ワーキングマザーのリアルを描くライティングを行う。