筆者の話です。
週末は一緒に過ごすものだと思い込んでいた私が、夫との距離感に戸惑った頃。
わが家には、気まずさを残さないための「小さなルール」がありました。

二人をつなぐ「決まりごと」

そんな中で、夫が出かける日は夕飯を買って帰る、というルールができました。
「今日は外でリフレッシュしてくるから、夕飯の準備は気にせず、家でゆっくりしててね」
ある日夫がそう言って私の好物を買ってきたのが始まりです。

その日によって選ぶものは違いましたが、夫が夕飯を用意して帰る流れが、自然と定着していきました。
「今日はこれにしたよ」と袋を差し出してきた瞬間、「自分の時間」を尊重してもらった嬉しさで、張りつめていた気持ちが少し緩んだのを覚えています。

心地よい距離

私は家でゆっくりでき、夫も気兼ねなく外の時間を楽しめる。
バラバラの時間を過ごしていても、夕飯だけは一緒に取り、その日の出来事を笑いあう。
その形が続くうちに、無理に予定を合わせなくても、夫婦は成り立つし、むしろその方が仲良く過ごせるのだと実感しました。
一緒にいる時間の長さより、お互いの自由を認め合える工夫があること。それが私たちの週末を穏やかにしてくれたのだと思います。

【体験者:50代女性・筆者、回答時期:2025年12月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

FTNコラムニスト:Kiko.G
嫁姑問題をメインテーマにライター活動をスタート。社宅生活をしていた経験から、ママ友ネットワークが広がり、取材対象に。自らが離婚や病気を経験したことで、様々な悩みを持つ読者を元気づけたいと思い、自身の人脈や読者の声を取材し、記事として執筆。noteでは、糖尿病の体験記についても発信中。