筆者の話です。
結婚前、料理に自信がなくて、私は料理教室に通っていました。
料理上手な母の昔を知って、意外な気持ちになった日の事です。
結婚前、料理に自信がなくて、私は料理教室に通っていました。
料理上手な母の昔を知って、意外な気持ちになった日の事です。
ゆで卵
ある日、伯母と話していた際、母の昔話が話題になりました。
「今でこそ、料理上手だけど、あなたのお母さんは目玉焼きしか作れんかったんよ!」
思いがけない言葉に驚き、私は半信半疑のまま母に聞いてみる事にしました。
「お母さん、目玉焼きしか作れなかったんやって?」
すると母は、あっさりと言ったのです。
「ちがうよ。ゆで卵だよ」
思わず笑いそうになりながら「お水に卵を入れて火にかけるだけ」と心の中でつぶやきました。
肩の力
母が嫁いだ先は大人数の家で、当時は祖母が家事を一手に引き受けていたそうです。
最初から全部を任されたわけではなく、母は、できる事から少しずつ覚えていったのだと話してくれました。
完璧に見えていた母にも、初心者の頃があった。
その事実を知ったとき、肩の力がふっと抜けました。
私も、最初からうまくやろうとしなくていい。
焦らず、一つずつ覚えていけばいい。そう思えた出来事です。
【体験者:50代女性・筆者、回答時期:2025年12月】
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
FTNコラムニスト:Kiko.G
嫁姑問題をメインテーマにライター活動をスタート。社宅生活をしていた経験から、ママ友ネットワークが広がり、取材対象に。自らが離婚や病気を経験したことで、様々な悩みを持つ読者を元気づけたいと思い、自身の人脈や読者の声を取材し、記事として執筆。noteでは、糖尿病の体験記についても発信中。