筆者の話です。
結婚前、料理に自信がなくて、私は料理教室に通っていました。
料理上手な母の昔を知って、意外な気持ちになった日の事です。
結婚前、料理に自信がなくて、私は料理教室に通っていました。
料理上手な母の昔を知って、意外な気持ちになった日の事です。
母の言葉
「結婚前にちゃんと習っておきなさい」
よくそう言われていました。
母は給食調理員として長年働き、近所でも料理上手で通っている存在です。
行事があれば頼られ、誰かの家で集まりがあれば、自然と台所に立っている。
そんな姿を、私は子どもの頃から見てきました。
その母の言葉を、私は励ましとして受け取りつつも、どこかで小さなプレッシャーとして受け止めていたのです。
教室通い
だから私は、母に直接教わるのではなく、料理教室に通う道を選びました。
基礎からちゃんと学ぼうと思ったからです。
母に教わると、遠慮がなくなりそうで、少し怖かった。
そんな気持ちも、教室を選んだ理由でした。
包丁の持ち方やだしの取り方など、初歩的な事を一つずつ学ぶ時間は、思った以上に新鮮。
教室で作った料理を、実家に持ち帰って母に食べてもらう事もありました。
「おいしいよ」と言われるたびに、胸の奥でほっとする自分がいました。
その一方で「ちゃんとできているか」を、どこかで測られている気もしていたのです。