皆さんは、生活の中で「なんでこれぐらいすぐできないの」と夫にイライラする瞬間はありますか。小さな不満ほど積み重なりやすいですよね。今回は筆者の友人N美が体験した、夫の行動に関する不満が思いがけない形で改善されたエピソードをお届けします。

得意なことだからこそ、気になる「ズレ」

専業主婦のN美は、整理整頓が得意なタイプで、家の中は常に整っていて、突然誰かが訪ねてきても慌てることなく迎え入れられる状態を保っています。

夫は出張や休日出勤が多く、家事や育児のほとんどをN美が担当していました。
お互いの役割を理解し、忙しさに文句を言うことはありませんでしたが、どうしても我慢できないことがひとつだけありました。

「あとでやる」が口癖の夫

それは、夫が出したものを元の場所に戻さないこと。鍵、財布、書類、リモコン……使ったあとに置きっぱなしにし、後になってから「どこやった?」とN美に聞いてくるのです。
最初は優しく「使ったら戻してね」と伝えていました。それでも改善されず、「あとでやる」が口癖の夫に、N美の中で小さなストレスが積もっていきました。

ある日「自分で使ったものなんだから、自分で管理してほしい」とN美は強めに注意します。しかし夫は、「わかってるよ、あとで戻しておく」と軽く受け流すだけ。N美は、また自分の気持ちをぐっと飲み込みました。「家族だから甘えているのかも」と思いつつも、虚しさが募ります。