怪我や病気をした時に、改めて健康の大切さが身に染みる事ってありますよね。
今回は筆者の母の体験談をご紹介します。

突然の激痛で、歩くことも難しい

私の母は、ある日急に腰が痛くなり、少し歩くだけでも激痛が走りました。
「これはまずい」と思い、近所の整形外科に行く事にしたのです。

整形外科までは徒歩で10分もかからない距離でしたが、自力では歩けそうにありません。
自転車にも乗れなさそうだったので、タクシーを呼ぶことにしました。

必死になってなんとか乗り込み、運転手さんに行き先を告げると……。

確かにすぐそこの距離だけど

「え、すぐそこですよ?」

驚いた様子の運転手さんに、母は「近くてすみませんが、腰が痛くて歩けないから」と理由を説明しました。
ところが、運転手さんからは

「それなら救急車じゃないの?」

と、困惑と不満が混じったような声で返されてしまったのです。
もちろん、タクシーは救急車ではありません。万が一の事態を考え、運転手さんが慎重になるのも理解はできます。しかし移動手段として頼らざるを得ない状況で、ため息をつきながら出発されるのは、この時の母にとって心細く感じました。

病院へ到着し、乗車料金を支払っている間も、

「降りて受付まで歩けるんでしょ?」
「そもそもマンションから降りてくるのにだって、歩いてきたんだろうから……」

と独り言のように文句を言われ続けました。