子どもには幸せになってほしい……これは親であれば誰もが思う気持ちではないでしょうか? しかし、自分の価値観に拘ってしまうことで、子どもにとっての幸せではなくなることもあるようです。筆者の情けないエピソードをご紹介しましょう。

反対した結婚

私には25歳になる長男・Rがいます。
Rは高校卒業後に専門学校へ進学したのですが、いろいろあって1年で自主退学。
その後はレジャー施設で働いていました。

Rが22歳の時、いきなり「結婚したい人がいる」と相談されました。
しかし話を聞くと、お相手の女性は15歳年上で3人の子どもがいる人。
早くに出産したらしく、彼女の一番上の子はRと3歳しか年が離れていませんでした。

私はこの結婚に猛反対してしまいました。
あまりにも年の差があること、そして何より、社会に出たばかりの息子がいきなり3人の子の父になるという覚悟が、親心としてにわかには信じられなかったのです。
何度も話し合い、私の心配な気持ちを伝えたのですがRは態度を変えず、そのまま家を出るような形で結婚してしまいました。
名字も相手の名前に変え、住んでいる所も教えない……音信不通の状態が3年近く続いていたのです。