ある日、断捨離に目覚めた姑。休日を返上して手伝った知人でしたが、その結末に開いた口が塞がりませんでした。知人から聞いたお話です。

物が捨てられない姑

私は30代の主婦です。
私の姑は比較的いい人なのですが、1点だけ困っているところがありました。
それが、物をなかなか捨てられない性格だということ。

義実家には、お店でもらった袋が大量にとってあり、デパートの紙袋も何十枚と保管してあります。
家じゅう物であふれかえっていますが、一番大変なのはキッチン奥の空き部屋。
足の踏み場もないほど、物が押し込まれていました。

そんな状態に、私と夫は「お義母さんに何かあったとき、整理が大変だね」と、よく話していたのです。

片付けに目覚める

物が捨てられない姑でしたが、ある日テレビで「片付け特集」を見たようでした。

スッキリした暮らしの魅力にすっかり囚われた姑は、さっそく私に電話をかけてきて、
「私も片付けるわ! だから手伝いにきてくれない?」
と言いました。

「整理する気になってくれて、よかった」
私と夫は、そうほっとしたのです。

大量に捨てる

次の休日に、私たちは姑の手伝いに義実家へと行きました。
改めて見ると、その物の量に驚がく。

さっそく、分別しながら不用品をゴミ袋に詰めていく私たち。姑もテレビの影響か「これもいらないわね!」と、どんどん捨てていきます。

大きなものはリサイクル業者に引き取ってもらうなどして、丸1日かけてようやく片付きました。

「あとはゴミ袋を捨てるだけだね。母さん、俺たちが捨てておこうか?」
夫がそう尋ねると、
「大丈夫よ。ごみの日が来たら私が出しておくから」
と姑は答えました。

帰宅した私と夫は、へとへと。
とはいえ「片付いてよかった」と、達成感を感じていました。