予期せぬ事態
「実は今日、嫁と喧嘩になって飛び出してきたんだ」
A太の突然の訪問の理由が明かされました。
と、次の瞬間! 深夜12時を過ぎているというのに、我が家のインターフォンが激しく鳴り響いたのです。
外にいたのはA太の奥さんでした。
私が玄関に向かいドアを開けると、A太の奥さんはひどく感情を昂ぶらせた様子で、
「A太、出てきなさいよ! 許さないから!」
などと玄関先で大声で叫び始めたのです。
試される対応
「こんな時間だし近所迷惑になるから、とりあえず中で話しましょう」と声をかけるも、A太の奥さんの怒りは収まりません。
一方、肝心のA太本人はリビングから動こうとせず、お酒を飲み続けています。
どうしたものかと思っていると、なんと警察が到着……。
(この騒ぎで、近所の人に通報されたのかもしれない)
一瞬申し訳なく思ったのですが、なんと警察を呼んだのはA太の奥さん本人だったのです。
時刻を見るとすでに1時を過ぎていました。
その後、警察の方の仲裁もあり、ようやくA太夫妻に帰ってもらうことに成功しました。
まとめ
「夫婦喧嘩は犬も食わない」と言いますが、第三者を巻き込んでの騒動は本当に困惑してしまいます。
深夜に大声で叫び続けた挙句、警察が来ている様子を近所の人にどう思われたかと思うと、申し訳ない気持ちでいっぱいになりました。
旦那の「誰でも受け入れてしまう優しさ」は長所ですが、時と場合によっては毅然と断る勇気も必要なのだと痛感した出来事でした。
【体験者:30代・女性正社員、回答時期:2025年12月】
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
FTNコラムニスト:Emi.A
夜の世界での接客業を経て、会社員に転身。その経験を生かして、男女の人間関係を中心にコラムを執筆。結婚と出産の際に会社員として苦労した経験を経て、働く母親世代の思いにも寄り添うべく、執筆業専門に転身。現在は、男女関係、ワーキングマザーのリアルを描くライティングを行う。