近年、既婚女性を中心にフルリモートの仕事やWeb系フリーランスが人気を集めています。新型コロナウイルスの感染拡大をきっかけに働き方が大きく変わり、在宅でできるWeb系の仕事も増えています。しかし、これらの求人は倍率も高く、応募資格に「大卒」と記載されていることも……。筆者の知人・A子のように、短大進学や高卒就職が多かった時代に10代を過ごした女性の中には、時代の変化の中で悩みを抱えている人もいます。

早速求人サイトを見たところ興味を持った会社の中には、募集要項に「大卒」と記載している企業も少なくありませんでした。A子は今まで学歴について意識したことはありませんでしたが、今回の仕事はどうしてもやってみたかった仕事。
「チャンスがあったのだから、四年制大学に進学しておけばよかった」とこの時初めて深く後悔をしました。

高校生のときは大学の4年間も短大の2年間もとてつもなく長く感じ、短大卒業後についてもさらに2年間も学校に行くことは考えられませんでした。しかし、年齢を重ねてから振り返ってみると、2年間も4年間もあっという間だと気づいたのです。

A子は両親が進学を口うるさく勧めてきたのは「選択肢を増やすため」であったとようやく分かったといいます。

今自分にできること

どの学歴を選択するかは人それぞれですし、高卒・大卒のどちらにも良さがあると思います。
しかし、A子のように卒業後に「こうしておけば良かった」という思いに直面する方もいるでしょう。
この時、A子はその後悔を糧にして、「過去の選択を悔やむより、今の自分にできることを増やそう」と考えを変えました。
まずは高卒、もしくは短大卒を条件にしている求人に絞り、同時に自らの実力を磨き上げることに集中したのです。そして現在はWebデザイン関係の資格を取得したり、クラウドソーシングサイトを活用して実績を作ったりして、自分の道を拓く方法を模索しています。

上手くいかない時に気落ちすることも時々あるようですが、「私はありのままで勝負しよう!」と意気込むA子は輝いています!

【体験者:40代・パート女性、回答時期:2025年12月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

FTNコラムニスト:太田あやこ
大学でジェンダーや女性史を学んだことをきっかけに、専業ライターとして活動中。自身の経験を活かしながら、幅広い情報収集を行い、読者に寄り添うスタイルを貫いている。人生の選択肢を広げるヒントを提供し、日々の悩みに少しでも明るさをもたらせるよう、前向きになれる記事づくりに取り組んでいる。