結婚したばかりの頃、スーパーの鮮魚コーナーで起きた小さな出来事。知らない人との何気ない会話と店員さんの思い込みが、思わぬ展開を呼びました。今でも思い出すたびクスッと笑える筆者の体験談です。

サバの前で立ち止まった日

私が結婚したばかりの頃のことです。
夕飯のおかずを考えながら、スーパーの鮮魚コーナーでサバを眺めていました。
焼きサバにするか、味噌煮にするか。そんなことを考えながら、しばらく売り場の前で立ち尽くしていたのです。
すると隣で、同じようにサバをのぞき込んでいる年配の女性がいました。
まったく知らない方でしたが、自然な流れで目が合い、次の瞬間、その女性が話しかけてきたのです。

知らない人との会話

「これ、おいしいのかな、食べたことある?」
突然の問いかけに少し驚きましたが、なぜか嫌な感じはしませんでした。
「私も迷ってて……でも新鮮そうですよね」
そう返していると、そのタイミングで、ちょうど店員さんが売り場にやってきました。
店員さんは胸を張って言いました。
「新鮮でおいしいよ!」