筆者の話です。
ある休日、夫が「休日は俺が作る!」と料理を担当することになりました。
おいしかったはずの食卓が、思わぬ1枚の紙で空気を変えていきます。
ある休日、夫が「休日は俺が作る!」と料理を担当することになりました。
おいしかったはずの食卓が、思わぬ1枚の紙で空気を変えていきます。
レシート
食後、私は「今日は助かったな」と思いながら、食器を片付けていました。
そのとき、満足そうな表情の夫が1枚のレシートを差し出してきたのです。
そこに書かれた合計金額を見た瞬間、私は言葉を失いました。
たった1日の食事で、1万円近く!?
「この金額が続いたら、今月どうするの?」
つい強い口調で伝えると、夫の表情が一瞬で曇ります。
料理の出来を評価されるつもりだった分、家計の話が出たことに戸惑っているようでした。
せっかくの夫の好意を台無しにしたくない思いと、生活を守る切実な思い。その間で私の心も揺れました。
別物だと
作ってくれること自体は、本当にありがたい。
その気持ちは、今も変わりません。
でも、日々の家事は「おいしさ」だけで回っているわけではありません。
限られた食費の中で献立を考え、無理なく続けていくことも、作る人の大切な役割です。
その後、話し合った結果、今回は「特別なディナー代」として夫の小遣いから半額を負担してもらうことになりました。
料理をすることと、家計を回すことは別物。
その違いを、互いに実感した休日でした。
【体験者:50代女性・筆者、回答時期:2025年12月】
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
FTNコラムニスト:Kiko.G
嫁姑問題をメインテーマにライター活動をスタート。社宅生活をしていた経験から、ママ友ネットワークが広がり、取材対象に。自らが離婚や病気を経験したことで、様々な悩みを持つ読者を元気づけたいと思い、自身の人脈や読者の声を取材し、記事として執筆。noteでは、糖尿病の体験記についても発信中。