休日に夫と電車に乗っていたところ、前の席に若いお母さんと赤ちゃんが座っていました。
おとなしく膝の上に座る赤ちゃんを微笑ましく見ていると、ふとこちらを見つめ、夫の方をじっと見つめました。
そして次の瞬間、赤ちゃんが夫を見て……?

目的の駅に着くまで、赤ちゃんは楽しそうに「パパ!」と声を上げ続け、車内を和ませてくれました。
降り際にはお母さんと夫が笑顔で言葉を交わし、心温まるやり取りが生まれました。
わが子の幼い頃を思い出しながら、赤ちゃんの無邪気な言葉が人の心をやさしくほぐすのだと感じたひとときでした。

【体験者:50代・筆者、回答時期:2025年11月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒヤリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

Illustrator:乙野
FTNコラムニスト:大下ユウ
歯科衛生士として長年活躍後、一般事務、そして子育てを経て再び歯科衛生士に復帰。その後、自身の経験を活かし、対人関係の仕事とは真逆の在宅ワークであるWebライターに挑戦。現在は、歯科・医療関係、占い、子育て、料理といった幅広いジャンルで、自身の経験や家族・友人へのヒアリングを通して、読者の心に響く記事を執筆中。