これは筆者のお話です。その日も通勤ラッシュの満員電車の窮屈さに必死で耐えていました。そんな時、ある女性客が私を押しのけて場所取りをしてきました。彼女の迷惑な行動に車内の皆が危険だと感じましたが、気まずさあるいは緊張からか誰も声を上げられませんでした。その沈黙がある人によってガラリと変わりました──。

私を救ったのは、見知らぬ外国人女性でした。その言葉に私を押しのけた女性客は心を改めたのか顔をさっと伏せました。一人の人間として行動すること、その外国人女性の気遣いに感謝の気持ちが溢れた出来事でした。

【体験者:40代・筆者、回答時期:2025年11月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

Illustrator:大葉みのり
FTNコラムニスト:大空琉菜
受付職を経て、出産を機に「子どもをそばで見守りながら働ける仕事」を模索しライターに転身。 暮らしや思考の整理に関するKindle書籍を4冊出版し、Amazon新着ランキング累計21部門で1位に輝く実績を持つ。 取材や自身の経験をもとに、読者に「自分にもできそう」と前向きになれる記事を執筆。 得意分野は、片づけ、ライフスタイル、子育て、メンタルケアなど。Xでも情報発信中。