筆者の友人・S菜は娘を出産したタイミングで郊外に一戸建てを購入しました。子どもが多い地域ということもあり、複数のママ友とお付き合いがあったそうです。対応に困ったのは、以前からその地域に住んでいたボス的存在のMさんでした。

Mさんの迫力は凄まじかったのですが、Kさんは全く動じずに「はい、してません」と答えました。Mさんは「は? なんで?」と激怒。
するとKさんは冷静に「だって学校からの連絡はプリントがあるし、連絡取りたい人とは個人的にLINEしてるんで。必要ないでしょ」と一言。

確かに、クラスのグループLINEはあまり重要な連絡などはなく、学校の先生の悪口やくだらない世間話ばかりでした。
周囲にいた保護者達も「確かに……」という雰囲気になってしまい、無理に話を合わせていた空気感が一変。Mさんはいたたまれずにその場を去ってしまったのです。

毅然とした態度

それからというもの、今までMさんに気を遣いすぎて疲弊してしまった人達が反旗を翻し、Mさんのボス的地位は揺らいでしまいました。
Kさんの毅然とした態度に感心したのは私だけではありません。
「自分にとって必要なもの、不要なもの」をはっきりと持ち、あの迫力に冷静に対応できたKさんをとても尊敬した出来事でした。

【体験者:30代女性・パート、回答時期:2025年12月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

FTNコラムニスト:RIE.K
国文学科を卒業しOLをしていたが、自営業の父親の病気をきっかけにトラック運転手に転職。仕事柄、多くの「ちょっと訳あり」な人の人生談に触れる。その後、結婚・出産・離婚。シングルマザーとして子どもを養うために、さまざまなパート・アルバイトの経験あり。多彩な人生経験から、あらゆる土地、職場で経験したビックリ&おもしろエピソードが多くあり、これまでの友人や知人、さらにその知り合いなどの声を集め、コラムにする専業ライターに至る。