飲み会があった夜、公共交通機関も終わった時間帯に島へ戻るため、私はタクシーを拾いました。 「海上タクシーを呼んでもらえますか」とお願いすると「お嬢ちゃん、島に帰るん?」と穏やかな声が返ってきました。
島に帰るには、港で【海上タクシー】に乗り継ぐ必要があります。 その予約はタクシー会社に連絡してもらうという、地元ではおなじみの流れです。
「Aの港? Bの港?」と聞き返され、島の地理に詳しい運転手さんなのだとわかりました。 港にはAとBがあり、その違いを知るのは地元の人くらい。そんな土地ならではの会話が始まったのです。