筆者の話です。
夫が休日出勤の帰りに「お弁当買っていくね」と連絡をくれる日があります。
その一言の裏で生まれる、わが家の『ちょうどいい時間』に気づいた日の事──。
夫が休日出勤の帰りに「お弁当買っていくね」と連絡をくれる日があります。
その一言の裏で生まれる、わが家の『ちょうどいい時間』に気づいた日の事──。
夫の連絡
休日出勤の日、夕方になると夫から「今日も帰りにお弁当買っていくね」とメッセージが届きます。
最寄り駅のデパートで閉店間際の品を眺めるのが、夫にとってささやかな楽しみ。
閉店間際の値下げを狙って、仕事帰りの足取りもどこか軽い。
掘り出し物を探し持ち帰る表情には、仕事の顔とは少し違う満足感がありました。
静かな時間
その連絡を受け取ると、胸の奥でそっと力が抜けるような感覚が生まれます。
夕飯づくりを休めるだけで、肩に入っていた力がふわりとほどけていくのです。
ゆっくり読書をしたり、コーヒーを淹れたり、洗濯物をたたむ手つきも、自然とゆっくりになります。
夫の休日出勤の時間が、私にとっては『自分のペース』を取り戻す合図になっていました。