筆者の体験談です。
近所の女性が、「息子夫婦がうちには全然来んのよ」とため息をつきました。
理由を聞いた私たちは、家族の距離感にある『意外な差』に気づくことになります。
近所の女性が、「息子夫婦がうちには全然来んのよ」とため息をつきました。
理由を聞いた私たちは、家族の距離感にある『意外な差』に気づくことになります。
近所の人の一言
その気持ちを抱えたまま別の近所の人に話すと「それじゃあ孫は寄りつかんわい。今は娯楽も多いし、過ごし方の選択肢が増えたからね」という言葉が返ってきました。
続けて「向こうのご実家は、孫が喜ぶイベントを企画したり、息子さんも一緒に趣味を楽しんだりしているみたいよ」と言われ、返す言葉がなく、その場で小さくうなずきました。
孫から聞くお嫁さんの家族との交流は「お出かけした」「一緒に何かをした」という体験の共有にあふれていたからです。
家族の距離
『親だから来てくれる時代じゃない』という言葉が胸にすとんと落ち、長年の感覚が変わるのを感じました。
家族の距離はこれまでの絆だけではつながらないこともあるのだと。
お互いが自分の時間を大切にする時代だからこそ、「相手がその空間でどう過ごしたいか」を想像する少しの歩み寄りが、足を運ぶ理由になるのだと思います。女性が作る手作りの味も、現代風の楽しいイベントも、根底にあるのは「喜んでほしい」という同じ願い。
私もそれを聞いて、家族の距離感は「当たり前」に甘えず、お互いの今の暮らしを尊重し合うことで育まれるものなのだと、しみじみと感じました。
【体験者:50代女性・筆者、回答時期:2025年12月】
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
FTNコラムニスト:Kiko.G
嫁姑問題をメインテーマにライター活動をスタート。社宅生活をしていた経験から、ママ友ネットワークが広がり、取材対象に。自らが離婚や病気を経験したことで、様々な悩みを持つ読者を元気づけたいと思い、自身の人脈や読者の声を取材し、記事として執筆。noteでは、糖尿病の体験記についても発信中。